レイシスト

アメリカ人はフットボールとなると熱くなります。

フットボールチームのコーチ達が成績次第でクビになるのは年末。

今回もヘッドコーチを含め何人ものコーチ達がクビになったのだけれども。

この結果に納得行かない人たちが不満をもらす一つの方法として人種差別を挙げて来る。

今回の内容としては、黒人のコーチがクビになったと言う事とこれが人種差別だと言う黒人の方々。

コーチをしている人の多くは白人で、ヘッドコーチは今年はもう白人しかいなくなった。

それが不満なのかも知れないけど、私に言わせれば、もし人種差別があるならそもそも雇わないのでは?

もちろん、今回それ以上の数の白人のコーチがクビになってもいる。それはどうなる?

アメリカにいて色んな人種の人達と接して感じることは、人種の違いによって向き不向きの傾向が多かれ少なかれあるということ。

特徴といった方がいいのか、とにかくそういったものがある。

日本人はシャイで自分を表現するのが苦手な傾向があるけれど、その半面、真面目さと誠実さ、そして仕事に関する正確さはどこにも負けないというような感じで。

白人の方がコーチングに向いている傾向にあると思えば腹も立たない。その代わり、黒人の人達はプレイする上では遥かにあらゆる人種の中でもトップにいると言っても良いと思う。

クオーターバックはある意味チームのまとめ約みたいな立場で、やはり、白人が多い。でも、走る役目のプレーヤー等には黒人が多い。

単に違うだけなのだ。

違いを楽しむ心の余裕も必要だ。

お互いの得意分野を認め、そして必要ならそれらを学んでいけばいい。

それが人種差別を無くす上で大きな役割を果たすような気がする。

黒人と白人は歴史的に根深い恨みみたいなものがあったりする。

たとえば、日本と韓国みたいな?

難しい問題だ。

でも、時にその問題を引き起こす時、その根底で、人種の誇りや、国民の誇りの持ち方を間違っている事もあるように思える。

本当に自分の国家やraceを愛し誇りを持っているのなら、もっと違う結果が得られるはずだと思う。